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中國のマナー?モラルと先入観

池田修一

 「中國人はマナーが悪い。」と、メディアでは伝えられている。私の父親も、中國人には否定的だ。訪日している中國人の行動がニュースで問題視されると、すぐに「これだから、中國人は」と言い切ってしまっている。そこで、私は、言い切ってしまう父に疑問を抱いき、日本人が、中國人にマナーやモラルを問いかける根拠があるのかを調べてみたことがある。

日本の「電車」、一つを取り上げても、昔と今では大いに異なった。昔の日本の列車の中は、床はきれいで、優先席などが確保されている空間ではなかった。當初は、今とは比べ物にならないくらい、電車內のマナーとモラルは欠如していたという。例えば、飲食をした後に出たごみは列車內に散らかっていたし、たんや唾を列車內に吐き捨てる人もいた。果ては、ごみを列車の窓の外から捨てて、當時の駅員などがけがをしてしまうこともあったという。

先に述べた例は、戦前?戦後直後の話である。それから、環境汚染対策や1964年の東京オリンピックの開催などに伴って、電車だけでなく、街なども対象に、マナーやモラルが今の日本のように変わっていった。

しかし、本當に、マナーやモラルは守られているのだろうか。確かに、今の日本の電車內の床は散らかっていないし、東日本大震災や今年開催されたFIFAワールドカップでは、日本人のマナーやモラルが世界で稱賛されている。けれども、私は、戦前から今までの、大量の時間をかけても、変わり切れていないと思う。

私が電車で移動していた時のことだ。車內は混みあっていて、私は、吊革に摑まって、立っていた。しばらくしてから、5つ先くらいの席が空いた。空いた席の目の前には、中國人が立っていた。しかし、その中國人は、席に座らなかった。そして、その中國人は、自身の斜め後ろに立っていたご高齢者の肩をたたいて、席に座るように促していた。中國人は、日本語が分からなかったせいか、言葉は話していなかったが、手招きやジェスチャーなどを理解したご高齢者が喜んで席に座って、中國人にお禮を言っていた。もう一つ、これも電車內の出來事であるが、その時も車內は混みあっていて、座れる席はなかった。しばらくしてから、中國人3人が入ってきた。席がなかったので、その3人も吊革に摑まって、立っていた。しかし、1人の中國人は明らかにおなかが大きい妊婦だった。気づいているのか、そうでないのかは分からなかったが、席に座っている人たちは、席を譲ろうとしない。3駅ほどで、中國人の3人は降りられたけれども、妊婦は立っているのも辛かっただろうなと思った。

私が経験した二つの例は、電車內の「席」に関することだったが、それだけではなく、ペットボトルのごみを置いていく日本人もいれば、線路にたんや唾を吐いていく日本人も見かけることがある。

このように、今の日本人だって、マナーやモラルを守っているとは、言い難い。なのに、どうして、訪日している中國人を否定できるのか。日本人が、日本でのマナーなどを棚に上げている間に、訪日する中國人のマナーは向上していく。そうしたら、今度は、電車內にごみを捨てる日本人や電車の席が必要な人に席を譲ろうとしない日本人などが問題視されるだろう。

もちろん、私も、中國人のマナーなどを問題視することはできない。先の例で言えば、中國人の妊婦の方に、席を譲るように促すこともできたからである。

「中國人だから、マナーやモラルが悪い」などという先入観は、まるで日本のマナーやモラルが完璧のようだから、間違っていると思う。むしろ、日々、中國人のマナーやモラルが向上していることに、危機感を抱き、「日本は、自分たちのことを棚に上げている」と思われないように、精進していくべきと、中國人との関わりの中で考えさせられた。

人民中國インターネット版

 

 

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