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私の小さな國際交流

大木麻由

 私の中國に対するイメージは、あまり良いものではなかった。テレビや新聞で話題になるのは、他國のキャラクターの盜作問題や爆買いの様子が多く、近くて遠い國という印象だった。しかし、高校に入學して出會った中國人の友人が、私の気持ちを変えてくれた。

 彼女は両親の仕事の都合で來日し、2年目になるところだった。明るく、誰に対しても笑顔で平等に接し、毎日一生懸命に日本語を勉強していた。そんな姿を見ていた私は、もっと彼女のことも、彼女の國のことも知りたいと思うようになった。

 日本では、たとえ親密な仲であっても、相手を傷つけないような遠回しな表現を選ぶことが多い。私は彼女の率直な物言いに圧倒され、自分の意見が言えないこともあった。その度に彼女は、

「私は大丈夫だから。日本の文化も理解しているけれど、もっと自信を持って自分の意見をはっきり言って。」

と言ってくれた。私は少しずつ自分の考えを伝えられるようになった。私達の距離は次第に縮まっていった。彼女は、

「お互いの國の文化や歴史を知り、理解し合うことで真の友人になれると思う。」

とも言ってくれた。そして、來日するまでのこと、中國での生活、いろいろな事を話してくれた。私も中國に対して抱いていたイメージを正直に伝えた。しかし、彼女に出會い、もっと中國のことを知りたくなったと話すと、

「日本に來て良かった。」

と言ってくれた。

 彼女と出會わなければ、私の中國に対するイメージは変わらないままだっただろう。中國語や中國の文化に興味を持つこともなかったと思う。テレビやインターネットの情報は、その國のほんの一部分にすぎない。実際にその國の人々と會い、心を開いて言葉を交わすことで、その國の本當の姿を理解することができることを彼女は教えてくれた。例えば、日本には「親しき仲にも禮儀あり」という言葉がある。親しい間柄でも「ありがとう」や「お待たせしました」の一言を添えるのはよくあることだ。一方、中國では、1度心から信頼した相手に対しては、いちいち気を使わない。私が習慣で口にしてしまうと、彼女は、

「遠い人のような気持ちになる。」

と言う。國が違うと習慣や文化も違う。彼女を通して中國の事を知るとともに、日本の事を改めて考える機會にもなった。

言葉も分からない異文化の國で生活をすることの大変さも、彼女を見ていて感じた。彼女は來日してから1度も日本の病院へ行ったことがないと言う。

「蟲歯が辛いので歯醫者に行きたい。でも日本語で上手く説明できないから、予約ができない。」

と悩みを打ち明けてくれた。私は母に相談して學校近くの病院を探し、彼女の病院に付き添った。受付では、問診票の日本語を中國語に訳して準備して下さっていて、彼女はその対応に感動していた。診察室では、自動で水がコップに注がれる様子に目を丸くして驚いていた。私達にとっては當たり前のことも、國が違うと當たり前ではないと感じた。學校での授業も、カタカナに苦労していた。先生方の話すスピードについていくのも大変そうだった。そのため、私は彼女が理解できるように簡単な日本語を選び、先生の話を伝えた。生活面で悩む彼女を見るたびに、もし私が中國語を話すことができたら、もっと力になれるのではないかと考えることもあった。

私は、今年の春から大學生となり、中國語を學んでいる。勉強していて、難しいと感じることが多い。彼女にそう伝えると、発音を録音してスマートフォンに送ってくれるなど、親身になって相談に乗ってくれている。いつか彼女の故郷を訪れ、現地の人々と言葉を交わしてみたい。また、現在日本では、多くの中國人が生活している。彼等の暮らしのサポートもできればと思う。彼女と過ごした高校3年間は、私にとってかけがえのないものとなった。私達のような小さな出會いの積み重ねが、未來の中國と日本を繋げる1歩になると思う。

人民中國インターネット版

 

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